結局Epiphone SG Special VEのフロントには予定通りP-90を載せることにしました。
フロントピックアップを早速ケントアームストロングのWPU900V Vintage P-90 Pickup In Humbucker Caseに交換しました。
添付の説明書に従い白ケーブルをHOTとして結線しました。
グレーがP-90のケーブル。銀と赤を束ねてコールド、白線をホットではんだ付け。
具体的には、元から付いていたハムバッカーの白線が付いていたところにP-90の白線、ハムバッカーの銀色の線がついていた所にP-90の銀&赤を束ねたものをハンダ付けしただけです。
とりあえずネックピックアップのみ交換
黒い縁のカバーは元から付いていたものをそのまま使用、ピックアップ高さ調整ネジはP-90に付属のものを使用。
ちゃんとP-90の音が出ていると思います。かなり昔(20年以上前)に韓国製Epiphone Sorrentを使っていましたが、それ以来のP-90です。
クリーンも太くて良いですが、クランチがP-90ならではで良いですね。
ただ出力がかなり高く、所有するCOMINSのハムバッカー(COMINS特注ケントアームストロング)よりも出力が高いのですが、P-90ってこんなにパワーあったっけ?という印象です。
このケントアームストロングのハムバッカーケースP-90には2種類あって、出力の低いヴィンテージタイプの方を選んだのですが、それでもかなりパワーがあります。
私の所有するギターの中ではフェンダーのストラト&テレキャスがどちらもヴィンテージタイプのピックアップで一番音量が小さく、それよりCOMINSのハムバッカーがまあまあ大きく、今回のP-90が更にそれより大きく、Jacksonのハイパワーなハムバッカーと同じくらいでした。相当でかいです。
暫く弾いてみて、一昨年から何度か試奏していたEpiphone CASINOと結構似た音がするなという印象で、中低音が豊かでふくよかな太い音です。家にあるエレキギターの中で一番音が太い感じで、ジャズギターには合うと思います。
とりあえず、元から付いていたハムバッカーよりは完全に表現の幅が広がった感じがして、弾いていて楽しめる音色になりました。ブリッジピックアップもそのうち交換しようと思います。
このSGですが、軽量かつ柔らかい素材で、ボディも薄いためなのか、SGの形状がそういう傾向があるのか分かりませんが、ややネックが振動しやすく、そこに安物っぽさは感じます。強く弾いた時に必要以上に?左手に振動を感じるのです。
サウンドハウスの8000円ストラト(今は9980円)はこのネックの振動が更に強いです。ちなみにJacksonのJS22は同じポプラボディで軽量なのにそれが殆どないのです。ネックにグラファイト補強が入っているからでしょうか?コンパウンドラディアスだしJacksonは素晴らしいと思います。
ところで、ダイナソニックピックアップは既にP-90以上に気になっていて、TV JONESのT-ARMONDあたりをテレキャスに載せてみようか考えているところです。