70年代製フェンダーテレキャスターデラックスのフロントを最近SEYMOUR DUNCAN SPH90-1n Phat Catに交換した友人とスタジオでP-90比較をしてきました。
私のP-90はEPIPHONE SGのKENT ARMSTRONG WPU900Vです。
フラット弦のSGとの比較なのでちゃんとした比較になりませんでしたが、とりあえずダンカンの方が出力が高かったです。
私のケントアームストロングはヴィンテージタイプで出力が低いはずなので、やはりそうなりました。
出力の違いははっきりしていましたが、どちらもP-90らしい音で案外似たような音でした。というかギターも違うしスケールも違うし、弦のゲージも違うので比較は難しかったというのが実際のところです。とはいえ、そんなに大きい違いはなさそうな印象でした。
スタジオで使用したアンプ2台のうち一つは '65 Twin Reverbだったのですが、凄く良くて、もう少し大きめのフェンダーのアンプが欲しくなってしまいました。
もう1台はVOXのAC30を指定していたのですが、こっちは今まで使ったことがなく、いまいち良い感じにセッティングすることができませんでした。とにかく硬い感じの音ですね。ツインリバーブは今まで何度も使ったことがありますが、こっちは繋ぐだけで好きな感じの音が出てきます。
今回エフェクターはMorning GloryとDR600を持っていったのですが、ツインリバーブだともうそれだけで良い感じの音が出るのが気持ちよくてMorning Gloryで少し歪ませたり汚したりするのが勿体なくて殆ど使いませんでした。そういえば以前ジュリアン・ラージが「大きいアンプを小さく感じさせるために歪みエフェクターを使う」というようなことを言っていたのを思い出して、ああなるほどと思いました。
リバーブのDR600の方は、ルームリバーブを薄く掛けたくて持って行ったのですが、これは十分な働きをしてくれました。
スタジオでほんのちょっとだけ部屋鳴りをシミュレートして加えるのに使う場合これで十分だと思いました。格安なのに意外と良い感じです。
↑つや消し仕上げのヘッドをオイル・ジェルで塗った仕上がり