↑ボディと指板が同じ色っていうところがチャームポイント
①ペグ交換
クルーソンタイプのペグに交換してやっとストレスなく調律が出来るようになった、という感じです。快適さが全然違います。ブッシングはオリジナルを流用しました。
②ピックアップ交換
ピックアップをケントアームストロングのP-90タイプ(WPU900VとWPU900VCR)に交換した事で太い音色になり、ハムバッカーからシングルコイルになった事でダイナミクスが広がりました。
③ブリッジ交換
標準のブリッジはリテイナーの共振(定番のトラブル)があり、ビリビリうるさかったのでゴトーのGE103B-Tに交換しました。GE103B-Tの方がオクターブ調整幅が広く、今後の調整幅に余裕ができました。交換前は3弦の駒を一番端の限界近くまで寄せていました。
元から付いていたブッシングと調整ネジはそのまま使い、ブリッジ部分だけ交換しました。ネジ間隔がほんの微かに合わなかったので窮屈な感じがありましたが、強引にネジを締めて取り付けました。多分これでも問題はないと思います。
音色的にはそんなに変わった感じはしませんが、弦をピッキングした時に他のピッキングしていない弦が共鳴するのが少し低減されたような気がしないでもないです。各弦の音の分離も良くなったかもしれません。
④インプットジャック交換
REANのジャックが余っていたのでなんとなく交換してみましたが、抜き挿しの感触は特に変わらず、音質変化もピックアップ交換と同時にやったので良く分かりません。
⑤ストラップピン交換
Straplokを取り付けました。元のストラップピンについていたネジではなくストラップロック付属のネジがそのまま適合しました(元のネジでは皿が広すぎる為ストラップロックでは使えません)。
⑥フレットバターでフレット磨き
FRET BUTTERは今回初めて使ってみましたが、手軽さと効果に驚きました。薬品の独特な甘い香りがネックに結構残るので、気になる人は気になると思います。私は少し気になります。できれば無臭がいいですね。
指板全体に塗って、ナット←→22フレット間をキムタオルで軽く何度も往復してこするだけで嘘みたいにピカピカになりました。タオルが黒くならなくなるまで軽くこすります。ピカピカにはなりましたが、フレットのジョリジョリ感はまだやや残っている感じがします。もうちょっと弾けば削れて良い感じになるのでしょうかね?
⑦ヘッドをオイル・ジェルで塗装しヴィンテージ風に
⑧フラット弦
かなり細いゲージのフラット弦 JS110 XL(10-44)に交換
⑨ボディをオイルジェルでヴィンテージギター風に
⑩金属パーツを紙やすりでレリック加工
まとめ
エスコのT型六角レンチでほんの少しロッドを締めてブリッジも下げ、弦高を低めに、1弦12フレットを1mmくらい、それに合わせて6弦側も下げて調整しました。
ギター本体が実質14000円程度、改造にかかった部品代が15000円程度でアンバランスですが、素の状態よりはかなり良くなったと思います。
パーツを交換していく毎に良くなっていく感じが楽しかったです。
P-90ピックアップは良いですね!普通のシングルにもハムにもない魅力がちゃんとありますね。それと、今回SGタイプのフォルムがフィジカル的に結構合っていることにも初めて気付きました。とても楽な姿勢で弾けます。
あとやっぱり重量の軽いギターは弾くのも運ぶのもフットワークが軽くて良いですね!