JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

VulfpeckのCorey Wong使用ピック

最近ベースをよく弾くようになってからVulfpeckをコピーしたりしていて、バンドのサポートギタリストCorey Wongのギターをコピーしたりもしています。ストラトを弾くことがあまりなかったのですが、最近は第4ポジションでコードカッティングしたりして楽しんでいます。

普段1.2mmとか1.5mm厚くらいのピックを使っているのですが、16分でコードカッティングするような時に私は0.96mmのDELRIN 500を使ってピック自体のしなりを利用して弾くのが好きです。コリー・ウォンはどんなピックを使っているのか調べるとGrip Tips Delrinを使っていることが判りました。

実際に買ってみたのですが、なるほど確かにコードカッティング主体の演奏にとても合っている感じがしました。ゴムのグリップが滑りにくいし、グリップがあるおかげで指で持つ部分には厚みがあって、一方で弦に触れる部分(紫色の部分)は薄く(1mm)しなり、素材はデルリンでとても滑りが良いです。コードカッティングでピックを落としそうになる人にも良さそうなピックだと思いました。

彼は逆アングルでピッキングしているようで、確かにアップストロークのパワーが強くできるので、ああいう激しいカッティングメインのスタイルにとても合っているのだなと思ったのでした。

彼のように親指第1関節をかなり反らせて逆アングルにする(でもギターは高く構えない)ギタリストとしてはビル・フリゼールも有名ですが、私も親指がかなり(90°以上)反るのでコリー・ウォンのスタイルで弾くことも普通にできました。今までこのスタイルでコードカッティングをしたことがなかったので、実際にやってみてアップストロークのパワー感を得やすいことや、この奏法だと順アングルで弾くよりも手首のスナップを利用しやすく、腕の動きを少なくすることができ疲れにくいことが判りました。随分長くギターを弾き続けてきましたが(しかも割と得意としてきたファンクコードカッティングで)今更こんな発見がまだあるとは。楽しいですね。

スウィープ等繊細な動きが必要なジャズギターを逆アングルで弾くのはまだ難しいです。また、逆アングルにするならピックの先端使い古しヤスリがけ加工も全部逆向きにしないと引っかかってしまってだめですね。