ネットで検索すると、梅雨の時期はネックが逆反りしやすいとか、順反りしやすいとかの情報を見ます。多分ネック材の繊維とか木材の個性によって反る方向も違うような気がします。
PC移行作業でギター練習が疎かになっている間に、ほぼ梅雨入りしていて私のセミアコもテレキャスも若干順反りして、ほんの僅かに弾きにくくなった気がしたので(弦高も僅かに高くなっていたはず)それぞれ20度くらいロッドを締めました。音に悪影響が出る寸前まで弦高が低い状態に戻しました。弦高低めでストレートにし過ぎると1フレット2フレットでバズり始めるのでその直前までストレート&弦高低めにします。エレキはどのギターでも大体そういうセッティングにしています。
梅雨時期にギターの音が変わるというのはよく聞きますが、原因はやっぱりネックの反りによって弦高が変わり、それによってピッキングも自ずと無意識に強めに(順反りの場合)なったりして、色々なファクターが重なり音に影響するのだと思います。とりあえず今回の私のケースではそういうことだったのだと思っています。やや音がカサカサした感じ(湿度は高いのに)だったのが元に戻りました。
そういえばこの2本ともにネックは安定していて、弦のゲージ変更なしでロッド調整をするのはどちらもかなり久しぶりでした。
自分でサテンフィニッシュ加工したテレキャスのネックは今のところ問題ありません。サラサラで調子いいです。サラサラ度合いも変化なしです。