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トレモロペダル(ELECTRO-HARMONIX Stereo Pulsar)レビュー

UAFXがやっぱりかなり良くて、FLINTも悪くないのですが3つもリバーブは必要なく、売却しようかと思っています。

そのFLINTで薄っすら(掛かっているか判らないくらい微妙に)トレモロを掛けた音色が好きだったので、新たにトレモロペダルを探していました。'63のポジションでしか使っていなかったので矩形波トレモロだけあれば十分でした。

 

そんな時ちょうどStereo Pulsarのミニサイズ版Nano Pulsarの発表があり、発売されたら購入しようと思っていました。でも、

リニューアル版と旧版の違いはボリュームノブが新たに追加されただけで、バッファードバイパスな仕様も含めてほぼ変わらなかったので、メルカリで安く見つけた旧版のStereo Pulsarを購入しました。

コンパクトに越したことはないですが、最近ペダルの数を少し減らしてスペースに余裕ができたのでペダルの大きさはそんなに気にしていません。

 

DEPTHツマミに少しだけガリがあったので、分解してポットに接点復活洗浄剤を吹き込んでつまみを20回くらい回したら直りました。

 

ONにすると、DEPTHを最低にした状態でも僅かに音量が上がります。新型のNano Pulsarこれを調整出来るようになっています。とはいえ定期的に音量を下げるというエフェクターなので、ちょっと音量が上がるくらいで聴いた感じはちょうどいいと思いました。ノブの位置の組み合わせによってはこれが気になる場合もあるかもしれません。また、バッファードバイパスですが、オフ時の音質変化は感じませんでした。

このエフェクターはSHAPEノブでトレモロのパルス波形を微調整できるところがポイントです。本体に波形の絵が書いてあるのでその通りなのですが、使ってみてわかりました。私はこのノブがちょうどセンターから少し右に回した時の矩形波のパルスが好みでした。音が小さくなっている時間が少しだけ短いパターンです。

ステレオ接続して、コードを白玉で弾いて疑似フェンダー・ローズ的な効果を狙うのも面白いと思いました。

RATEを右に回していくとリングモジュレーターのような音になり面白いです。リングモジュレーターのようですがそれとも違う変な音です。この音を出せるエフェクターもなかなかなさそうで、エレハモのこういう独自性が好きです。

ただ、RATEの可変範囲が広いせいで、ちょっとつまみを回すだけでスピードが速くなりすぎてしまう難点があります。サウンドハウスのレビューで見ましたが、RATEのPOTをAカーブのものに交換すると解決するそうです。RATE設定(特に最低速付近)を頻繁に調整する場合は交換した方が使いやすそうです。