電池駆動アンプをワイヤレス(XV-U2)で鳴らす時のマルチエフェクターとしてZOOMのG1 FOURを購入しました。
今回条件として
- 電池駆動で軽量
- ルーパー付(できればドラムマシン付き)
- ヘッドフォンで出した時にリバーブがステレオ(重要)
の3点を満たすのがG1 FOURでした。
これでMS2等の電池駆動ミニアンプを格段にパワーアップできます(笑)。
例えば、ギターと⬆だけで完全にワイヤレスで
- 内蔵ドラムパターンに合わせて自分で弾いたループを流しながらアドリブの練習ができます。もちろんオーバーダブもできるので、例えばオクターバーで1オクターブ下げたベース音をオーバーダブしたり、それに更にパッドシンセのような音色プリセットでコードを重ねたりすることもできます(これは足だけの操作では流石に無理です)。
- AUX IN端子もあるので、スマフォのヘッドフォン端子と繋げてiReal Proを流しながら練習したり、好きな音楽を流しながら弾いたりすることもできます。
- 録音可能時間が30秒なので「Isn't She Lovely」は下の動画より少し速めのテンポでギリギリワンコーラス、ブルース進行なら余裕で一回しできます。
空間系エフェクターに関して
ディレイ、コーラス、リバーブの一部のプリセットがステレオ仕様でした。
ヘッドフォンで使う時にエフェクト音がステレオだと気持ち良さが全然違います。
空間系はエフェクタースロット4番にかなりうっすらピンポンディレイ(ステレオ)、の後に5番にHALLリバーブ(ステレオ)を薄くかけると、ヘッドフォンで弾く時にセンターのギターの音を邪魔せず気持ち良いです。あと、デフォルトで入っているステレオコーラスのプリセットがかなり気持ち良かったです。
そして
↓のMS2とのマッチングはやはり最高でした。
G1 FOURで作り込んだ音をMS2で鳴らすと、当然ですがMS2単体では絶対に鳴らないような音が出せます。
そもそもリバーブやディレイの音がおもちゃアンプから出てくるのが新鮮なのですが、更に、ヘヴィなメタルサウンドや、オクターバー、オートワウ、ディレイとリバーブのかかりまくったアンビエントっぽいパッドサウンド、その他色々トリッキーなエフェクトサウンド等など、おもちゃアンプから出てくるのが新鮮で楽しいです。
同じZOOMのMS-50G(こちらは同時使用エフェクター数は6個だったはず)と同じような音が出せますが、操作性に関してはG1 FOUR(同時使用FXは5個)の方が全然良いです。
最近殆ど使っていませんがMS-50Gはボタン数もノブの数も少ないため操作が面倒で、プリセットを自分で作った後はもうなるべく触りたくない感じです。
- たまには気分を変えてアウトドアでギターを練習してみるのも楽しいと思います。その場合はヘッドフォンで!
- もしくは室内でも、いつもとは別の部屋で完全ワイヤレスに電池駆動アンプでいつもと違う部屋の響きを楽しみながら練習するのも楽しいですよ。