JG251 blog

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TC ELECTRONIC Flashback 2 Delay レビュー

今までTC ELECTRONICのFlashback X4 Delayを使用していましたが、今回同社のFlashback 2 Delayに買い替えました。

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実はかなり前にFlashback 2 Delayを使用していたのですが、当時はタップテンポ機能を使いたい場合外部スイッチを接続するしかなく、また、これを接続した場合はステレオIN&OUTが使えなくなり、モノラルでのみ動作するという仕様のため、その仕様以外の部分では気に入っていたのですがやむなくFlashback X4 Delayに買い替えました。

それから時が経ち、本体ファームウェアアップデートで、外部スイッチなしでもタップテンポ機能が使えるようになりました。

特に今までFlashback X4 Delayのスイッチ4つを必要としていなかったし、サイズもでかいのが気になっていたので再びFlashback 2 Delayを買いました。同じエフェクターを買い直すのは初めてです。

本当は他にもKhruangbinのMark Speer氏使用のEl CapistanやGilad Hekselman氏使用のEARTHQUAKER DEVICES Avalanche Runも候補に入れ試奏したりしてみたのですが、常時薄く掛けるディレイとしては、かなり微細なパラメーター調整ができるFlashback 2がベストだと思いました。

しかもiPadのTONEPRINTエディターアプリには以前作ったFlashback 2のプリセットも保存してあるのでそれをロードすれば良いというのもあります。そういえばFlashback X4Flashback 2では同じ音色を作ろうとした時に僅かにパラメーター項目が違った記憶があります。世代が違いますからね。多分Flashback 2 X4とは同じなんじゃないかと思います。

 

El Capistanの劣化してヨレたテープディレイのサウンドオンサウンド機能でアンビエントギターを弾くのもとても楽しいのですけどね。

Avalanche Runはディレイ音もリバーブ音もやや大味な感じ(好みでないザラつき感)であまりピンときませんでした。

 

Mark SpeerのEl Capistan

 

 

Gilad HekselmanのAvalanche Run

 

そういえばROWINのTAPE ECHOも持っていて、格安なのにまあまあ良い具合のアナログっぽいモジュレーションディレイ(モノラル)なのですが、エフェクトON時とOFF時のドライ音の音量に差があり(ONの時にドライ音が大きくなる)ちょっと使いにくいです。