去年の秋くらいから細い弦(ミディアムスケールのセミアコで10-46)を張るようになってからピックもBLUECHIPのTD60よりTD50の方が丁度良くなり、更に最近は09-42を張っていたストラトを弾く時に使っていたTORTEX JAZZ III XLをセミアコでも使うようになりました。105-44を張っているテレキャスでは今までTORTEX JAZZ III XLを使っていたのですが何故か逆にTD50が丁度よい感じです。
テンションの弱い弦でTD60だとちょっとピックに弦が負けてしまう感じがあります。
私は基本的にはノーマルのティアドロップ型が好きで、弦の滑りが良く、弦に当たる瞬間の音が小さいタイプの素材が好きで、この点からするとブルーチップよりも感触の良いものを使ったことがありません。
ではなぜTORTEX JAZZ III XLかというと、このピックの素材はそこまで滑りが良い方ではないのですが、先端の形状が普通のティアドロップよりも丸みがなく、細いため弦離れ?が良いのです。
あと、最近ハムバッカーの太い音との組み合わせでそこまでピックで音を太くする必要もないかな?と思うようにもなっています。スイッチでシングルコイルモードにして意図的に細くして弾くこともよくあります。6連ブリッジにしてからテレキャスを弾く頻度が高くなったので、それとのバランスをとっているのかもしれません。ピックもテレキャスをTD50にすることで同じ機材で鳴らした時の音の太さのバランスが丁度良いのかもしれません。書いて初めて気づきました。
ネットでブルーチップの素材が変わったとの情報を見たのですが実際どうなのでしょう。
そういえば、ナイル・ロジャースのようなコードカッティングをする時はブルーチップはTD50でも硬すぎて合わないので、デルリンの0.96を使うのが好きです。コードカッティングは(ジャズやブルース等でシングルラインを弾くのに比べて)ピックの厚みや素材を右手でコントロールして自分の好きな音に持っていくハードルがやや高いような気がしています。