JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

ポリアセタール樹脂(POM)デルリン

ピックを新しく4枚試してみました。4枚のうち3枚はポリアセタール素材です。

dragonfly(ポリアセタール)

1枚目。最近愛用しているピックの一つフェルナンデスのP-100SPA(下)はデルリン素材なのですが(デルリンはデュポン社の作るポリアセタール樹脂(POM)のことを指す固有名詞)同じ素材&形でdragonflyというメーカーのものがあって、気になったので購入してみました。この2枚はほぼ同じものですね。私には違いが判りませんでした。

P-100SPAをBlueChipのように使い古した感じに先端を削って使うのがここ1年くらいの私の定番です(テレキャスストラト、SG、Jacksonを弾く時)。

ポリアセタール素材は個人的にBlueChipの感触に一番近いと思っています。滑りがかなり良く、音色的にはBlueChipの方が更に硬く雑味がなくて、ギターによってはBlueChipは味気なく聴こえますがP-100SPAはもう少し暖かみがあります。

BlueChipもそうなのですが、先端部分を削る加工をした場合、ピックの本来の厚みよりも一段薄いピックで弾いているような感触になります。

TD60は1.5mmですが先端が削られているため感触的には1.25mmくらいに感じます。同じ厚さのPro Plec 351よりも全然薄く感じます。

dragonfly TD-HG (ポリアセタール)

同じdragonflyの表面処理違いです。表面がザラザラしていて音色もジャリジャリです。プレーン弦を弾く時の感触が最悪。サンドペーパーで使い古し加工をしてみましたがなんかいまいち。

FENDER 351 Dura-Tone(ポリアセタール)

これはジム・ダンロップTortexのような感触で、ピック先端部分の形が丸っこくて弦離れ?が悪いというか、なんか先端部分が大きく感じるので好みではなかったです。

アイバニーズ CP14XH-P1(トライタン)

このピック、何故か片面だけややザラザラしたつや消し加工なので、弦に触れる感触がガリガリで弾いた瞬間駄目だと思ったのですが、先端使い古し加工をしたらBlueChipにも他のポリアセタール素材にもない音色で、ポリアセタールよりも明るい音色なのですが丸さもあり、ポリアセタールと同じく滑りが良いです。暫く使い続けてみたい感じがしました。先端の幅がやや細いのでそれも関係ありそうですが、新素材、トライタン(コ・ポリエステル)素材というのがポイントなのかもしれません。

もう少し厚い方が良いかも…と思ったのですが1.2mmまでしかありませんでした。惜しい。でも可能性を感じる素材です。ただ片面だけややつや消しなのがちょっと気になるかも?