注文していたモントルーのピックが届きました。
右は同じ形の別素材で、滑り止めなしです。
暫く弾いてみたところ、どちらも滑りが良く、ブライトすぎないトーンが良い感じです。
この絶妙な感じはどこから来ているのかと思い、ピックの形状を改めてよく観察してみました。
基準
左からTORTEX STANDARD、Tortex T3、TORTEX JAZZ III XL
左の普通のティアドロップだとわずかに大きすぎる感じがあって、今まで右のJAZZ XLを使っていたのですが、最近速いフレーズを弾く時に大きいピックを浅く持つ方が動きが少なく、楽にピッキングできる気がしていて、もう少し大きいピックの方が良いかも?と思っていました。真ん中のT3は左の普通のティアの先端を少しシャープにしたものです。
STANDARDの上にT3を重ねて先端を比較
さらにその上にJAZZ XLを置いて比較
今回始めてBLUE CHIPと普通のティアを比べてみましたが、実はブルーチップは普通のティアドロップ(というかジムダンロップのティア)よりも少し小さいことに気付きました。それか、ジムダンロップのティアドロップが少し大きいのかもしれません。
今まで気づかなかったのですが、同じティアドロップ系でもメーカーによって大きさが結構違いますね!ダンドレアの351が実は結構小さかったことにも初めて気付きました。
で、いま私の中で話題のモントルーのティアドロップはジムダンロップのSTANDARDより少し小さいブルーチップよりも更に少し小さいダンドレア351とほぼ同じ大きさでした!
ぴったりすぎて重ねてもうまく写りません。
ジャズギターを始めてすぐの頃、351がしっくり来ていたのはこの少し小さめのティアドロップという大きさが要因の一つだったのかもしれません。
このモントルーのティアドロップ型(同じ大きさの351も同様)は、私にとってはむしろ少し大きめのJAZZ XLという方が感覚的には合っていると思いました。
今回のモントルーの2枚では、どちらかというとやはり滑り止めのないティア 1.00mm デルリンの方が好みです。先日届いた0.8mmの物も含め暫くこの3枚を使ってみようと思います。
実は凄く精密な動きを要求され続ける右手にとって、ピックの僅かな大きさの違いの影響は大きいんだなと改めて思いました。