JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

ピックと弦の角度(順アングル)

やっぱりジュリアンラージの音って最高だなと思い、彼が使用中のTORTEX STANDARDを久しぶりに手に取ってみたのですが、巻弦を弾く時に弦と平行に弾かないとガリっとする感触が気になってしまいました。

そこで試しにTORTEX STANDARDの先端をBlueChipのように(もしくは使い古したピックのように)サンドペーパーで角を落としてみたらガリガリ感がなくなりました。

アングルのことが気になったので好きなギタリストのピッキングを改めてチェックしてみました。

順アングルで角度も普通についてる感じですね。

 


ビル・フリゼールは弦と平行気味(最近の使用ピックは不明)。親指の第一関節をかなり反らせることでピックの角度を弦と並行にしている感じ(第一関節が曲がる人じゃないとできない)。特に低音を強く弾く時の音が弦と平行っぽい音。ピックの摩擦音が聴こえてこない淡麗系な音。好きです。

 


ジョン・スコフィールドはかなり斜めですね(最近の使用ピックは不明)。ピックの圧力が聴こえる様な強い音。ピックの擦れる音がやたらと生々しく、このピックのニュアンスがジョンスコ節の大きい部分だと思うのは私だけじゃないはず。ピックの音が聴こえてくる感じが撥弦楽器らしくてとても格好いい!

そういえば最近のインタビューで逆アングルの練習をしていると語っていたので、その後どうなっているのか気になります。

 

カート・ローゼンウィンケルも順アングルで角度も普通。でもピックを浅く持って柔らかく弾くのが特徴的ですね。