最近はモガミ2549で落ち着いていたのですが、NEUTRIKの白いNP2Xコネクターで洒落たケーブルを作ってみたくなったので、今回は試しにベルデン8422で作ってみることにしました。
8422のグレーの外装皮膜は白いコネクターにまあまあマッチしていると思います。また外装の素材はかなり硬いですが8412のようなベトベトした感触ではなくサラサラしていて私的には好みです。
とりあえずmogami2549(今回はコネクターも同じREANNYS224SとNEUTRIKで合わせてます)と交互に弾き比べてみた最初の印象は「似た音色だけどBELDEN8422の方がなんだか色気がある」という感じでした。
こんなに似てるってことあるかな?と思ってすぐにBELDEN8412と比べてみたらやはり8412は今までの印象通りかなり低域に偏った太い音でした。8412と8422は全然違う傾向の音色です。
モガミ2549との違いを更に弾き比べていたら、モガミ2549の方が低音が低いところまで出ている事にも気づきました。
結論
モガミ2549はやはりフラットな印象で、2549よりも8422は中域に色気があり、重低音が2549よりも少しスッキリしている?という印象です。ローがスッキリしているためにミッドが際立ち色気があるように感じるのか、それとも中音域にやや癖があるのかわかりませんが、現状の私の環境では2549の音よりも気に入りました。
ただ、じゃあ現状モガミ2549で統一しているパッチケーブル全てを8422に換えたいかと言われるとそんなことはなく、やっぱり2549の素直な感じが良さそうです。
そして今回、気になっていたREANのL型プラグ(NYS207)でもパッチケーブルを作ってみました。
いつもNYS224Sを愛用していて、REANというメーカーをなんとなく信頼していたので期待していました。でもL型プラグは本家NEUTRIKの方が全然良かったです。安価だしルックスは悪くないのですが、構造は普通のL型プラグとあまり変わらず、本家NEUTRIKのような断線に強そうな独自構造ではありません。
ノイトリックのプラグの構造は特殊で、普通のプラグのようにケーブルを1点でかしめて固定するのではなく、ケーブル全体を面で締め付けて固定するので安心感があります。(ストレート型の場合)ケーブルを引っ張ってジャックから抜いても大丈夫そうな安心感。実際はちゃんとコネクターを持って抜きますが。
頻繁に抜き差しするコネクターは大体ノイトリックを使っています。とにかく堅牢感がありおすすめです。