JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

モガミ3368 自作

長いことエフェクター~Blues Juniorをモガミの3368で繋いでいました。

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この3368はジャズギターを始める前、ストラトばかり弾いていた頃にギター~エフェクター間に使用して、凄くハイファイ且つ太い音という印象でストラトに合うと思っていたのですが(この頃はモガミ2524を使っていました)、ケーブルが太過ぎるのが嫌で、でも良いケーブルを遊ばせておくのが勿体なくて(良いケーブルはギター~エフェクター間に使う方が意味があるということは知りつつも)エフェクター~Blues Junior間になんとなく使用していました。

 

久しぶりに3368を触ってみると、太いけど触り心地はよく、8412のようなゴムの滑りの悪い嫌な質感ではなかったので、エフェクター~Blues Juniorを2534に交換して、今気に入っているモガミ25492534BELDEN9395の3本と比較してみることにしました。こうやって色んなケーブルと3368を比較するのは初めてです。今回の比較にあたって3368のギター側のプラグも他のケーブル同様REANのサイレントプラグに交換しました。

私の中でのこの3本の印象は

2549:低音が軽く爽やかで速い

2534:低音も高音も出る中立な感じ

9395:ハイが控えめでミッドの艶があり低音が出すぎない

という感じです。

記憶の中の3368は2534のハイファイ版みたいな感じだと思っていたのですが、実際はどうでしょうか。

3368 vs 2549

まず直前に使用していた2549との比較では、

トーンを絞らずに弾いた時はハイが少し3368の方が出ていて、トーンを絞って和音を鳴らした時は3368の方が中音域の分離がよく、コードが聴き取りやすく、中域が濃厚で生々しい感じがして、3368の方が好みでした。2549がなんだか安っぽく感じてしまいました。この時点でやっぱり凄く良いケーブルなんじゃないか?と思い始めました。笑

3368 vs 2534

次に2534との比較です。記憶通り、3368と似た傾向な感じがしましたが、やっぱり3368の方が音に癖がなく、全帯域で聴き取りやすく視界がすっきりしたような印象です。2534に癖があるとは思っていなかったのですが…。

3368 vs 9395

この時点で3368が凄く良い印象で、それも2549と2534と9395の音色の違いの度合いよりも大きい度合いで3368が好みのような気がしていましたが、一応9395と比較しました。なんか全然3368の方が高級というか、リアルな感じがあります。

3368 vs 8412

3368が記憶よりもかなり良く、音量も大きい印象だったので、9395よりも8412と比較する方が適切な感じがしたので比べてみたら、3368は、8412のハイもちゃんと出てる版、みたいな感じでした。

 

 

音に関しては良い印象しかなかったですが、やっぱりケーブルが太過ぎで扱いづらいという印象は変わらなかったです。太過ぎて言うことを聞かない感じ(真っ直ぐに戻ろうとする力が強い)に結構な不快感があります 笑。慣れることができるのでしょうか。

暫く使ってみようと思います。

※2023年7月13日追記
現在も変わらずこのケーブルを使い続けています。ケーブルが太くて硬いのは慣れてきてはいるものの、やはり扱いやすくはないですね。同じ音質でもっとしなやかなものがあればなあ、という感じです。