去年購入したFENDER MIJ Traditional 60s Telecaster Custom(2018年製)のブリッジサドルをGOTOH / In-Tune BSに交換しました。
純正のスパイラルサドルではオクターブピッチが全然合わなかったので、まずは同じスチール素材で大きさもコンパクトなモントルー のサドルに交換して暫く使っていました。純正よりはかなりオクターブピッチを揃えることができていました。
ですが、
更に正確に合わせたかったためダメ元でGOTOH / In-Tune BSを試したところ更に合うようになりました。なんとなく今回はブラス素材にしてみました。
音質に関してはそこまで大きな違いは感じませんでしたが(モントルーの方が倍音の少ないすっきりした音だった気はします)オクターブピッチはより正確になりました。モントルーのものよりも各弦の弦長の補正差が大きかったです。
ちなみに現行品のIn-Tuneで1、2弦と5、6弦のサドルに角度(1弦側と、6弦側を低く)をつけ、指板Rに沿わせようとすると弦間ピッチの関係上窮屈でうまく収まりません。サドル同士が当たって2弦と3弦の間、4弦と5弦の間が広がってしまいます。
これを解消するためにサドルとサドルの接触する部分をヤスリで削って対処しました。ブラス素材は案外すぐに削れるため、全然大変な作業ではありませんでした。
オクターブピッチを合わせたいが6連サドルにはしたくない場合GOTOHのIn-Tuneが良いと思います。
ところで私のこのテレキャスター、実は
ビル氏のこのギター(J.W.Black GuitarsのJWB-T)にできるだけ近づけてみようと、60sモデルなのにレバースイッチをオールドTLタイプ用に、ノブをドームタイプに、ピックガードをビンテージホワイトのものに交換してあります。個人的にもこちらの方が触り心地がカクカクしていないので好みです。
黒ボディ&白バインディングとピックガードとのマッチングも、緑がかったミントより少しクリームがかった白の方が好みです。トレモロアームはなく、ストラトヘッドでもありませんが、指板のR(7.25" )は同じです。
私はフェンダーのギターに関してはきついRで低いフレットが好みです。ストラトでも指板のRが緩いとなんか違うって感じがしてしまいます。低いフレットで指板の木材を指先に感じながら、そんなに弾きやすくはないけど味わいながら弾きたいという感じでしょうか。決して速弾きをしたいとは思わない感じが逆に良いのです。
だから逆にアイバニーズとかジャクソンのような真逆のギターが別に欲しくなってしまうのです。これは罠なのです!!
そういう私はフェンダーとは別にアイバニーズのギターが欲しいです。
※2020/8/19 チタン製のものを購入レビューしました。
↓
※2021/2/7追記 そして遂に…↓
↓
↓
※2021年5月、結局これに落ち着きました。