バッカスのエレキギター(GS-4DX RSM/M)を買いました。

GS-4DX RSM/M(白)にした理由
結構前からバッカスのストラトを1本買いたくて、一番最初はGS-2DX RSM/M(黒)のステンレスフレットに興味を惹かれお店で弾いてみて、かなり弾きやすくボディバランスも良かったのですが、ネックの色味と黒ボディの組み合わせをどうしても気に入ることができず断念。
2回目はBST-1-RSM/M(黒)で、こちらは指板がローズなので見た目的にはかなり気に入ったのですが、低いフレットとフラットな指板の組み合わせがどうにも弾きにくく感じ、これも断念。暫くバッカス熱も冷めていたのですが、HSH構成のストラトタイプが欲しくなり今度はGS-4DX RSM/Mが気になり始めました。
ネット検索すると現品を触ることができるお店も色もかなり限られていて、最悪現物を見ずにネットで購入するしか無いと思っていました。最初はゴールドが良いなと思っていたのですが、何度も見ているうちに、ストラトタイプなのにジャックがサイドだったり、ノブが2つしかなかったりして、普通のストラトよりも見た目があっさりしすぎている感じがして、ノブとミドルピックアップが目立つカラーリングの4色(黒、白、サンバースト、チェリーサンバースト)の中から選ぶのが好みに近いと思い、サンバースト系ばかり持っているのと、ローズとメイプルの中間の色の指板にサンバーストがあんまりマッチしていないように見えたので、結局黒か白から選ぶことにしました。似合う似合わない、いつもの服とのマッチング等、見た目は結構重視します。

試奏
で、黒は最初に試奏して断念したので白で探すことにしました。デジマートで検索するとちょっと遠いけど電車で1時間くらいで現物を置いてあるお店を見つけたので試奏して、軽いしかなり良い感触だったので決めました!3万円でした。

3kgで3万円!1kgあたり1万円。
音色
音色の面だけでいうと私は重いエレキギター(&ベース)がタイトでアタックが速い感じがして好きなのですが、このギターは3kgで激軽です。でも私の好きではないネックがやたら振動するタイプではなかったので軽くても好印象でした。所有するフェンダーのストラトがかなり重いし、多分フロントHで弾くことが多そうなので、サステインが短くてちょっと柔らかい音なのも、それはそれで面白いかなという感じです。とにかくフェンダーのストラトっぽくない音。少しだけセミアコっぽい。

プレイアビリティ
ボディの大きさですが、私のフェンダーUSA(1993)と比べて特に小さいようには見えませんでした。普通のストラトよりもわずかにスリムらしいのですが、見た感じよくわかりませんでした。ただ、ポプラ材の軽量さと、僅かな形状の違いによってなのか、なんか小さく感じます。とにかく快適です。
次に、弾きやすさに大きく関わる弦間ピッチです。このギターは10.5mmでギブソンと同じです。所有するギターでは一番弾く頻度の高いCOMINSのセミアコとエピフォンSGが10.5、フェンダーのストラト、テレキャスがどちらもヴィンテージタイプなので11.3です。弦間ピッチが広いストラトを長く弾いてきたので、ストラトの形をしているのに弦間が狭いのがかなり新鮮で、自分の手がでかくなったような気分です。でもスケールは普通のストラトと同じなので、やたらと弦が長い感じがします。最近のフェンダーのギターは弦間ピッチは相変わらず11.3なのかわかりませんが、個人的にはフェンダーのギターは7.25Rで11.3mmで慣れてきたのでとても新鮮です。
指板は320Rでかなり平坦ですが、個人的にはそんなに違和感はなく、弾きやすい印象です。ステンレスフレットなのですが、磨きが甘いのかベンドするとジョリジョリ感があるので、次回弦交換する時に磨かないと駄目ですね。フレットのバリに関しては全くありませんでした。高さがもう少しあった方が弾きやすそうな印象ですが、問題ではないです。

↑フレットは見た感じピカピカなのですがジョリジョリ感有り
ネックのサテンフィニッシュもとてもスムーズです。そういえば自分でサンドペーパーでサテン風にした感触にかなり近いです。サラサラで快適。
最初に張ってあった弦(錆びていました)は10-46だったので、届いてすぐに09-42に張り替えたらトレモロがフローティングしなかったので裏蓋を開けてスプリングのネジを緩めてほんの少しフローティングさせました。トレモロアームはがたがたするのでセロハンテープでガタツキをなくしました。ビブラート的にアームを操作してもチューニングがズレたりもしないし、とてもちゃんとしています。
弦高を1弦12Fで1.25mmくらいに低めて、ピックアップの低音弦側を低くし、好みのバランスに調整しました。
ここまでしたところで結構良い感じに弾きやすくなりました。かなり軽いギターなので生音が大きいです。かなりガラーンと鳴るのでフラット弦を張ってアンプで弾いたらセミアコ、フルアコっぽい感じで鳴りそうな気がします。
ちなみにこのモデルは3.4kgくらいの個体が多かったです(私調べ)。軽い個体を探していたわけではないのですが、試奏してみて軽さにも魅力を感じ状態も良かったので購入しました。

ネックはなんか複雑な木目で、良いのか悪いのかよくわかりません。
音色
まず、このギターはピックアップがセラミックマグネットだったと思いますが、若干セミアコのハムよりも出力が小さいような気がしました。音色に関しては、あまりキレが良くない感じで正直好みではないです。そのうち交換すると思います。とはいえ、ストラトのフロントハムがやっぱり新鮮で楽しいです。ハムとシングルのハーフトーンは想像通りで、シングル同士のハーフのような鋭さとキレはなく、パワフルで丸い感じです。これも新鮮です。
とにかくストラト形状なのに音が丸いのがやっぱり新鮮です。いずれピックアップを交換して、ミドルピックアップは独立して音量をコントロールできるようにしたいです。現状のピックアップでのコイルタップに関しては、ただパワーが無くなるだけな印象であまり使い所がなさそうな感じがしています。
ペグなどのパーツ
ペグは特に問題はないですが、多分交換した方がチューニングしやすそうです。若干遊びがあって微調整し辛いです。トレモロはこのままでいいかな。全体的に(ペグ、ピックアップカバー、トレモロ)銀色のメッキの質感が安っぽいです。多分ペグとピックアップはそのうち交換すると思います。

まとめ
やっぱり3万円でこのクオリティは凄いんじゃないでしょうか?結構弦高を低くしても変なところがバズったりしないし(ちゃんと?1Fからバズっていく)、メッキ以外の部分で安っぽい感じが全くしませんでした。やっぱり軽いギターはそれだけで楽しいですね。愛用のフェンダー・ストラトは3.7kgで700gも違うので、手に取った瞬間の印象が大分違います。所有するギターで一番軽いエピフォンSGが2.9kgで、それに匹敵する軽さです。これくらいの軽さになってくるとストラップは細くても全然平気です。ここからピックアップ交換でどこまでいい感じに改造できるのか楽しみです。オーソドックスなストラトタイプ(24ではなく22F仕様でピックアップ同士の間隔が近すぎないタイプ)でHSHのギターってあんまり無いですし、価格以上のクオリティというかポテンシャルを感じるギターなので、ちょっとHSHのギターが1本欲しいという人にはおすすめできるギターだと思いました。
指板の色とのマッチングでボディ色を選ぶ難しさと、店頭展示が少ない点だけ気をつける必要があるかもしれません。特にアイスブルーメタリック(最初はこれにしようと思っていた)は写真で見る色と現品が全然違う色でした。現物はかなり緑がかっていました。
実際の音はこちらの記事に動画があります↓