JG251 blog

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telo sewi / とりぽちゅん(「音声合成のゆくえ」)

telo sewi / とりぽちゅん

Vocal : 弦巻マキ Chorus : 小春六花 , 夏色花梨 , 花隈千冬

 

 

久しぶりに(音声合成という大きい括りの)ボカロ曲を色々聴いていたら面白い曲を見つけました。

先日私も購入したSynthesizer Vで歌われていて、元気で明るく表情が豊かな曲自体がとても良かったのと、アレンジがかなり良かったです。

最初聴いた時に、なんとなく先入観で全て打ち込みだと思って、こんなにリアルにできる音源って一体何を使ってるのだろう?とかなり驚きつつ、歌詞もでたらめのように聴こえて、色々考えさせられながらあっという間に曲が終わってしまって、すぐに聴きなおしました。

2度目に聴きながら歌詞のことが気になり、ネットで検索したら

歌詞が載っているサイトを見つけました。オケは打ち込みではなく生楽器でした。

歌詞は、サイトを見ても何語なのか判らなかったのですが、一部をコピーして検索したところ、トキポナという人工言語だろうことがわかりました(多分)。

発音がとても単純な未知の言語で歌われるのを聴く感覚がとても新鮮です。歌詞の意味がわからないこともあってメロディが際立って聴こえました。他の3人によるサビのコーラスとハモリも良い感じ。聴きどころが最後まで途切れない編曲、ミックスも気持ち良くて何度も聞きたくなります。

弦巻マキの声は能天気な感じが好みでなかったのですが、この曲を聴いて印象が変わりました。うまい使い方をすれば魅力的に聴こえるのだと思いました。

コンピを通して聴いてみましたが、私が密かに注目している駄菓子O型さんを筆頭にクセのある面白い曲が並んでいます。そんな中逆にクセのない曲と王道アレンジで音声合成人工言語で歌わせるセンスにかなりグッときました。