自作DTMデスクに組み込んでいるM-AUDIOのKeystation 61 MK3のピッチホイールの調子が悪く、センター位置で0にならず、ちょっとプラスの値になってしまいました。つまりピッチホイールが微妙にオフセットされている感じになってしまいました。
で、小さな振動によってピッチホイールが中立位置(64?であるべきなのに64ではない値)のMIDIデータをPCに送信してしまうことがあるため、ちょっとの振動でピッチが上ずった状態になってしまいかなり厄介です。
色々試したり検索してみましたが、ソフトウェア的にはどうしても直らなかったので、ケースを開けてピッチホイールから基盤に繋がっているコネクタ(モジュレーションホイールのケーブルも一緒に束になっている)を外してみたら、当然ピッチベンドもモジュレーションも効かなくなりますが、厄介な症状は出なくなりました。写真を撮ればよかったですが、まあプラスドライバーで開けてケーブルを外すだけの簡単な作業です。開け辛いとかも特になかったです。
でもモジュレーションホイールは生かしたかったので、ピッチホイールのポットから出ている線のみハサミでカットしたところ、うまくピッチホイールだけを機能しないようにできました。※追記あり
マスター鍵盤が右を向けばあるので、ひとまずこれで様子を見てやっぱり不便なようなら買い替えます。薄いし奥行きも小さいので形状的にこの鍵盤がベストなのです。
どうやらこの症状は安物の鍵盤(特にM-AUDIO)でよくあることのようですね。
※2023/7/8追記
結局ベンドの線をカットしただけでは後日同じ症状が出てしまったため、コネクタをそのまま外しただけの状態にしたところ、当然モジュレーションは使えない状態ですが、症状は現れなくなりました。元々この症状は常に現れるわけではなかったので、ベンドの線をカットしただけでは直ってなかったということですね。