JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

SoundID Reference Virtual Monitoring Add-On レビュー

最近SoundID Referenceをヘッドフォンでも使うようになって、Virtual Monitoring Add-Onというヘッドフォン用のアドオンが去年10月に発売されたのを思い出し、デモを試してみました。ちなみにアドオンのみで8800円だったと思います。

基本的に音楽はスピーカー派なのでそんなに興味がなかったのですが、どんな感じが一度は聴いてみたいと思っていました。

とりあえずAKG K712での試聴です。

まず気になったのが、やはりスピーカーが部屋においてある状態を再現するアドオンなので、ONにした途端にショートディレイが掛かって左右のチャンネルの分離が悪くなります。ちゃんと吸音がされてない部屋の音のような感じで、もうこの時点で不快感があって駄目だと思ったのですが、何らかの使い道があるはずと、もう暫く色々聴いてみたりスピーカーのサイズを変えてみたりしてみました。でも残念ながら私には必要性を見出だせませんでした。

念入りにミックスする時はスピーカー(ADAM S2X)とヘッドフォン(K712)とPCスピーカー(Creative Inspire T10 R3)でチェックした後に、更にReferenceの中でテレビスピーカー、スマホ、ラップトップ等のプリセットもチェックしたりもするのですが、これらのチェックをこのアドオンで少しでも端折ることができるとは思えなかったので、デモのみで購入はしないことにしました。