katana:goでベース(4弦ジャズベ)を弾く時用に注文していたbeyerdynamic DT770PRO 80Ω が届きました。
早速弾いてみたのですが、久しぶりにやってしまいました…。危惧していた通りベースがもっさりした感じで弾きにくかったです。というかSONY MDR-900STが凄く弾きやすかったことを再確認しました。
200Hz周辺と3.5kHzあたりにディップがあり、この200Hzの凹みがベースを弾きにくくしていました。これは薄々気付いていたはずだし、SoundIDのキャリブレーションプロファイルを見れば(間抜けなことに見てなかった)一目瞭然で、そういうカーブで一度別のヘッドホンでシミュレートしてみればよかったです。今回は完全に買い物に失敗してしまいました。
私が900STで当たり前に感じていたスピード感は密閉型からくるものではなく900ST固有のものだったのかもしれません。やっぱりモニター用には凄くいいヘッドホンなんですね(笑)
多分そんなに長時間は使わないしkatana:go用ヘッドホンはもう900STでOKとします。
そういえば、ギターで使う時は弾きにくいということは全然なく、むしろ900STよりも空間を感じられるので楽しいと思いました。あとガットギターを弾くのもDT770PROの方が全然良かったです。多分ベースに合わないだけなんだと思います。
音楽鑑賞用としては考えてなかったのですが、確かに手持ちのAKG K712や900STとかなりキャラが違うのでこれはこれで持っていてもいいのかもと思いますが、そもそもあまりヘッドホンで音楽を聴かないし…
ということで今回は改めて900STを見直したという結果になってしまいました。
↓参考までに他のヘッドホンの周波数レスポンスカーブ
次にヘッドホンを買う時はこのカーブを見てからにします。というかこのSoundIDのグラフ、ヘッドホン選びに便利かもしれませんね。