VOX amPlug3 US Silverが届きました。
EpiphoneのSGにVOXのFenderアンプシミュレーター(色々あべこべ)
早速イヤホンで弾いてみましたが、やはりステレオリバーブなので気持ちいいです!リバーブの長さは無段階に調節でき減衰の最長は8secです(ディレイは最長1秒)。フェンダーのアンプシミュレーションは、フェンダーっぽい感じではありますがそんなに期待しない方が良いと思います。でもリバーブの減衰をかなり短く設定して部屋鳴りを再現することで、臨場感のあるサウンドで楽しんで弾くことができます。これは予想通りでした。
おもちゃアンプ2台でステレオ出し その1
さっそくおもちゃアンプでステレオ出しして遊んでみました。実際は写真よりももっと左右を離して置きます(MINI DELUXE AMPとMS-2です)。
おもちゃアンプ2台でステレオ出し その2
そこで今度はKATANA-MINIとPIGNOSEで試してみました。このサイズで2台で出すとそれなりの音圧が出ます。まあそれでもリビングで愛用しているVOX Pathfinder 15R(8インチ)1台の方が全然大きいくらいです。スピーカーサイズが全然違いますからね。
余っていたYケーブルや変換コネクタを駆使してなんとか接続。写真のYケーブルはYSP222で、変換ジャックと延長ケーブルを駆使して接続していますが、YMP222だと一発でいけます。
番外編 DTMスピーカーで
ヘッドフォンでの音空間が気持ち良かったので、うちのDTM環境で、amPlug3のヘッドフォン端子の信号をオーディオインターフィス(RME UCX)に送り、そのままモニタースピーカー(ADAM S2X)で鳴らしてみたところ、これがなかなか良い感じでした。amPlug3を介さずギターをオーディオインターフェイスにライン入力しwindows上のAmpliTubeやTONEXで鳴らすよりも簡単に、そしてなによりレイテンシーなしにまあまあいい感じの音色でDTMスピーカーからギターを鳴らせました。
勿論AmpliTubeやTONEXの様なアンプシミュレーターは結構リアルなアンプのサウンドを得ることができますが、どうしてもレイテンシーが発生してしまいます。録音の時はある程度妥協できますが、やっぱり練習はレイテンシーなしでしたいですよね。
ギターアンプを持ってない人がこのamPlug3を使って手軽にレイテンシーなしでDTMのスピーカーでYouTubeやiReal Pro等に合わせたりして練習するのはアリだと思いました。
まとめ
とりあえず、通常の使い方、ギターに挿したamPlug3にイヤホン(もしくはヘッドフォン)を接続して手軽に静かに練習するには十分な性能があると思います。やっぱりアンプシミュの音質がそこまでじゃないので音を楽しむには限界はありますが、ステレオリバーブで部屋を再現できるのが楽しいです。あと、重要なのが接続するイヤホンによって当然ですが結構音質が変わります。TONEはついているのですがイコライザー機能はないので低音を下げることができないため、たとえば低音が強調されたイヤホンで聴くと分離が悪く微妙だったりしました。また、GAINを下げてVOLUMEを上げ、できるだけクリーンなトーンで音量を上げようとすると、使うヘッドフォンのインピーダンスによっては音量が足りなかったりもする(K712PROだと音量が少し足りない感じでした)ので音量の面でも聴くデバイスの選択は重要です。
アンプシミュレーターとしてのクオリティに限界はあるものの、こんな価格で色々な使い方で遊べるので1個持っておいて損はないと思いました。たまには別の場所でamPlug3で練習するのも気分転換に良いと思いました。
ちなみにベースを繋げてみたところ、ひと世代前のamPlug2のBASSの方がやっぱりちゃんとベースの音がしていたので3のBASSも少し気になってきました。