プレイテックのショートスケールベースPB045が
コンパクトな段ボールに入って届きました。
↑ジャズベとの大きさの比較（ネックは短いけど幅が広い！）
↑真っ黒な合板材の指板
梱包を解いてすぐチューニングを合わせた状態ではかなりネックは順反り、弦高も高過ぎでした。弦は太めなもの（Playtechの弦？）が張られていて、滑りが悪い感じです。
まずはロッドを調整（最終的に180°くらい締めました）、弦高をかなり下げて大分弾きやすいセッティングにし、オクターブを調整しました。多分もう少し細い弦に交換するので、ひとまずアバウトにセッティング。
ペグの精度は特に良くも悪くもない感じ（Playtechのストラトよりは良いかな？）。真っ黒な指板と白いボディのコントラストが気持ち良いです。フレットのバリは全くありませんでした！Playtechのストラトは結構バリがあったのに。
で、公式の商品ページのスタッフレビューには「ヘッド落ちもしないので」とありましたが、思いっきりヘッド落ちしますね。重量を測ったところ3.2kg丁度でしたが、既に小さいペグを交換してもヘッド側の軽量化はそんなに望めないので、ボディ側に鉛テープを入れるなりして、なんとかしてバランスを改善したいところです。私の3.7kgのジャズベの方がバランスが良いので軽く感じるくらいです。期待していたのでこの点だけは凄く残念です。個体差もあると思いますが、実際ネックの質量と薄くて軽いボディとのバランスで、そりゃヘッド落ちするよな、っていう感じがします。そういえば昔持っていたSquierのブロンコベースもかなりヘッド落ちするベースだったのですが、あれよりは大分マシな印象です。ストラップで立って弾く時に右腕をボディに載せない時にかなり気になる感じがあります。楽器から両手を離した時にストラップの重心が左肩の上だけにある感じ。バランスが良い楽器だともっと背中寄りにも重心が分散されますよね。
ネックは私のジャズベよりも厚みも幅もある感触です。でもそのおかげでネックが低音の振動に負けてない堅牢な印象があります。ネックが振動してない感じが好印象でサステイン（減衰）もとても長いです。鳴りがタイトです。
アンプ（HD75）で弾いてみたところちゃんとプレベをイメージした音が鳴っています。ちなみに私は今までプレベタイプを所有したことはなく、唯一かなり昔に使っていたワーウィックのストリーマーがPJでした。なのでフェンダーのプレベの音自体をちゃんと分かっているわけではありません。でもプレベでイメージする音がちゃんと鳴っていると感じました。ピックアップは何も調整しない状態だと2弦、3弦が大きかったので高さをかなり調整しました。
プレベタイプが初めてなので、ショートスケールなのも相まってかネックの幅がとても広く感じます。
とりあえず第一印象はそんな感じです。先ほどショートスケール用の弦を注文したので張り替えて暫く弾いたらまた書きたいと思いますが、現時点ではかなり好印象です。私はヘッド落ちをかなり気にするタイプなので、ヘッド落ちする点だけはかなり残念です。弦交換する時にピックガードを外してザグリがどうなっているのか等、見てみようと思っています。
