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Mosky Golden Horse レビュー

MoskyのGolden Horseを購入しました。

普段はJHSのMorning GloryとエレハモのHot Tubesを愛用していて、共にかなり薄っすら歪むくらいの設定でその日の気分で選んで使っています。

Morning Gloryはチューブスクリーマー系だけどトランスペアレント気味なペダルで、Hot TubesはMorning Gloryほど低音がカットされず、歪みの感触はファズっぽいペダルです。

今までケンタウロス系歪みペダルは購入したことがなく、本物は勿論クローン系も購入したことがありません。エレハモのsoul foodも試奏した感じ低音がカットされ腰高になる印象だったので、割と低音を残しつつ薄っすら歪ませるのが好きな好みと合わず購入しませんでした。

でも、なんだか頭の片隅でずっと気になっているので、とりあえず格安ケンタウロㇲクローンで有名な?Moskyの物を購入してみました。ニューヨークでラーメン1杯我慢すれば買える価格です。

早速繋げてみたところ、はやり腰高になる度合いがMorning GloryやHot Tubesよりも強かったです(記憶の中のsoul foodと似た印象)。でもGAINをゼロにして鳴らした時の音色の変わらなさ加減はまあまあ良い具合だと思いました。ただ、歪みの質感がやや立体感に欠ける感じで、Morning GloryとHot TubesとGolden Horsesで同じような音色になるように設定してもGolden Horsesだけはどうしても腰高かつ歪みの質感が硬い感じになってしまいます。あと、GAINを上げていった時のMIDの上がり方も強いと思いました。ただ、こうやって並べて比較しなければ薄っすら歪ませるペダルとしては上出来なんだと思います。やはりGAINゼロでONにした時の音とバイパスした時の音色の違いが少ないのがポイントでしょうか。やや低音がカットされ腰高になるとしても、例えばエレハモのチューブスクリーマー系であるEast River Driveほど低音はカットされないので、一応ちゃんとトランスペアレント系ドライブとして使えると思いました。やっぱり記憶の中のsoul foodと似ている印象で、歪みの質がやや硬いものの中域が豊かで使い易いペダルだと思いました。

ただ、やっぱりこの硬い感じが3000円の限界なのでしょうか。3000円なのに凄い!とは思いませんでした。