JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

Carl’s Custom Guitars Speaker Soak power tube attenuator

ギターアンプ用アッテネーターというものを使ってみたくてebayで簡易的なものを購入しました。元値はAU(何故かAU$でした)$76(6200円)でしたが、AU$60でオファーしたらすぐに通りました。

 

マサチューセッツ州から1週間で届きました。

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ほぼクッション材無しで梱包されていたので焦りましたが大丈夫でした。


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構造はかなり原始的で、レシピがあれば簡単に作れそうです。

 

 

Blues Juniorで使うので小型フェンダーアンプ用の8Ωのものを購入しました。

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普段Blues JuniorはMASTERをフルにした状態でVOLUMEで音量を調整して使っています。これが一番クリーンで好きな音です。

このMASTERフルの状態でVOLUMEもフルに上げた時のナチュラディストーションの音を聴いてみたいという好奇心から今回購入してみました。

フルテンにした状態でアッテネーターで音量を絞って試してみると、確かに普通に聴ける音量では体験できないディストーションに近いレベルのオーバードライブを得ることができました。

ただ、当然ですがこのアンプで得られる歪みのキャラクターのまま更に歪みが強まるだけなので、想像の範囲内の歪みでした。

 

気付いたこととしては、

MASTERをフル、アッテネーターで音量調節し、VOLUMEで好みの歪み量にした音と、

アッテネーターはフルにした状態(アッテネーター無しと同じ)でMASTERで音量を調整してVOLUMEで好みの歪み量にした音

とでは音質が結構違いました。

多分アッテネーターで劣化したことによる音への変化と、パワー管の働き具合の違いで音が違うのだと思いますが、前者の方が聴きやすい音でした。

アッテネーターを使わない時の方が低音がゴツゴツしていて、低音のコンプ感(というか実際に真空管によってコンプが掛かってるのですが)が強くて暑苦しい音です。6弦開放Eを伸ばした状態で1~3弦9フレット周辺でシングルラインを弾くような時に顕著でした。

 

普段基本的にクリーントーンで弾くので、アンプの歪みを使うとなるといちいちアンプのツマミを操作しないといけないのですが、そこまで良い感じの歪みでもないので、やっぱり歪みが欲しい時にペダルで作る方が使い勝手が良いです。でも初アッテネーター体験、楽しかったです。