10アウトのパワーサプライMOSKYAudio ISO-10(4853円)が届きました。
割とちゃんとした箱に入っていました。
早速拡張ペダルボードの10個のエフェクター(デジタル・アナログ混合)に電源を供給し鳴らしてみましたが、ノイズもなく全く問題ありませんでした。
↑右下のペダル2個の下にパワーサプライを置いています。
まず、この拡張ボードのオンオフ(ハードバイパス)で音質がどの程度変化するか試してみました。
拡張ペダルを通すがエフェクトはすべてオフに(かつTRI PARALLEL MIXERのリターンノブをゼロに)した状態で拡張ペダルバイパススイッチ(1LoopBOX)のオンオフで聴き比べると、どうやら位相が反転しているようでした。とりあえず私の使い方でそれが問題になることはないのですが、一応気にはなりました。これに関してはスイッチャーが怪しいです。
音質に関しては少しだけ低音が軽くなっているように感じました。TRI PARALLEL MIXERのマスターボリュームでオン時とオフ時の聴感上の音量を合わせた所やや低音が減っている感じでした。これがどのポイントで起きているのか詳しく調べないと判りませんが気にするほどではない感じでした。手前の4つのペダルはスルーしているので、その何処かで音が変化しているのだと思います(ベリンガーのリバーブが怪しいかな)。
格安ソルダーレスプラグで作ったパッチケーブルの音質に関しては、ハンダありの普通のパッチケーブルと比較してみないと判りませんが、どうなんでしょう、そんなに凄い変化がありそうな感じはとりあえずしませんでした。そもそもこの拡張ペダルボード自体が汚し系なのでもし音痩せとかがあったとしてもむしろ良いくらいな感じです(センド~リターンのケーブルに関しては)。
暫くこの拡張ボードで遊んでみたのですが、やっぱりTRI PARALLEL MIXERの拡張性が凄くて、色んなペダルの組み合わせでかなり色々な音が出せる可能性が実感を伴ってすぐに見えました。
購入前からやりたかったことは既に2つあって、ひとつはリバーブのWET音だけを歪ませること。もう一つが、センドでディレイ(キルドライ)に送り、ディレイタイムを2秒とかの長い時間にセットして遅れて出た音をPITCHFORKでオクターブ下げたり5thに変調して、その音に更にディレイを加えて、遠くでこだましているようなアンビエントエフェクトです。この2つに関しては想像通りに音を作ることができました。
センドの3系統目はひとまず余っているアナログディレイを繋いでありますがここももっと有効に使いたいところです。現状はとりあえず上限の10個並べてみたというところ。
テーブル状になっていて操作もしやすく、ペダルの実験台的な感じで思った以上に楽しいです。こうなってくるとやはりグラニュラー系に手を出したくなってきますね(笑)。
↑⑥の後に拡張ボードが入ります。