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JHS Pedals Morning Glory V4 レビュー(J. Rockett Audio Designs Blue Note ODと比較)

薄っすら歪ませる(単音では歪まず、複音で強く弾いた時だけ歪む設定)時にBlue Note ODを愛用しているのですが、前から気になっていた(以前ジュリアン・ラージが使用していた)JHS PedalsのMorning Glory V4が安く売っていたので、家で並べて比較してみたくなり購入しました。

並べて弾いてみるとMorning Glory(以下JHS)はBlue Note OD(以下BN)に比べて明らかにMIDが強くなり、低音はBNより僅かに軽くなる印象でした。

BNのFATツマミを最小にしても僅かにJHSの方が低音が軽くなり、TONEを調整しても微妙にJHSのようなMIDの豊かな音色にはなりませんでした。

BNは音色を変えずに歪みだけを加えるという感じ、JHSは歪み以前にLoMidの張り出た質感を加える感じがあります。

BNの、原音のキャラクターを変えずに歪みだけを加える感じが好きで使っていたのですが、こういうふうに並べて比較してみると、どうしてもJHSのLoMidの張り出た音色の方が味が濃く、良い感じに聴こえます。

JHSはトランスペアレント系の歪みペダルと分類されているようですが、音色に色をつけないという意味ではBNの方が断然トランスペアレントだと思います。BNの説明書にはチューブスクリーマー系と書いてあるのですが、むしろJHSの方がややチューブスクリーマーのような音色変化を加えます。

それで、確かにジュリアン・ラージっぽい音がしています。彼の最新の動画のペダルボードには並んでないようなので現在は使ってないのかもしれませんが。

BNに比べるとJHSはONにすると音色の変化が結構あって、それをよしとするかどうか、という感じです。オフにすると中低域が引っ込む感じがあります。あとは、JHSの方が若干歪みのきめ細かさがあるようにも聴こえます。

JHSは、少し歪んだ感じが欲しいだけなら(音色変化は欲しない場合は)やや使いづらいかもしれませんね。

暫く両方並べて使ってみようと思います。