「Mosky GOLDEN HORSEでケンタウルスの音を出す」をやってみた
↑ネットで見つけたこの記事を参考に、使われずに保管してあったMOSKY Golden Horseを改造してみました。
記事ではロシア製D9Eを使用されていますが、入手性や個体差の面で手軽なショットキー1N34AをAliExpressで注文して試してみました。注文して1週間で到着しました。
↑送料込みで600円くらい
↑バラします(特に難しいことはありませんでした)
↑ドライバーで指している2個のダイオードを交換するだけです
今回始めてブレッドボードなるものをアマゾンで購入し、元のダイオードと交換したものを簡単に比較できるようにしました。ブレッドボードの使い方もネットで検索。比較をしなくてもいいのであれば、単純にダイオードを付け替えるだけでOK。私は交換前との音の比較を簡単にしたかったのでブレッドボードを使いました。
ケーブルを作ったりするような単純な作業よりもかなり繊細なハンダ付け作業になりますが、慎重にやれば大丈夫だと思います。こういう作業は殆どしたことがなかったので、これが高級エフェクターだったら緊張してたと思います。
純正のダイオードと1N34Aをアンプ(Blues Junior II )で弾いてはブレッドボードで繋ぎ変えてを繰り返し比較してみました。途中で愛用しているMorning Glory V4と比べてみたりもしました。
比較した印象ですが、歪み方がかなり変わりました。オリジナルの状態だとGAINを回していくと途中からガラガラしだして歪み方が硬い感じだったのですが、1N34AではGAINを回していって歪みだすポイントが早く、かつ歪みがきめ細かくマイルドです。
Morning Gloryで私の好みの(フロントピックアップで少しTONEを下げ目で)薄っすら歪んで複音で強く弾いた時だけ歪むようなセッティングに近い音を出せたのは1N34Aの方でした。Morning Gloryよりもミッドがかなり前に出て低音が少なく腰高になる感じは交換前とほぼ同じ印象で、この硬くなる方向の音色変化が個人的にはあまり好きではないです。でもダイオードを変えるだけでこんなに歪み方が変わるんですね。というかここがいちばん重要なパーツなんでしょうかね。ケンタウルスの本物は使ったことないので再現度は分かりませんが、交換後のきめ細かい歪みの方が好みです。
エフェクターの改造は初めて(FREEZEのスイッチ増設程度はやったことがあります)でしたが、色々勉強になり楽しかったです。
他のケンタウルスのクローンも持ってないので比較動画は作れないのですが、純正ダイオードとの比較だけでも撮影しておけばよかった。