ペンタトニックスケールだけで弾く(ペンタのスーパー・インポージング)概説
KEY=Cでの簡単な実用例(2-5-1-6)Dm7-G7-CM7-A7alt
ブルースでの実用例(半音ずらしのペンタの連結など)
マイナーペンタ(とm6ペンタ)だけで枯葉
マイナーペンタを無機質に鳴らす
21 21 21アルペジオの実用例(Fブルース)
例えばkey=C majorでマイナーペンタだけで弾く場合に使えるマイナーペンタ
C△7 (~△7系)
Eマイナーペンタ(長3↑のマイナーペンタ) C△7(9)の響き
Aマイナーペンタ(短3↓のマイナー…) =Cメジャーペンタ
Bマイナーペンタ(半音↓の…) C△7(#11) リディアンの響き
Dm7 (~m7系)
Dマイナーペンタ
Eマイナーペンタ(全音↑) 9th,13thを強調 ドリアンの響き
Aマイナーペンタ(5↑) 9thを強調 m9の響き
G7 (~7ナチュラルテンション系)
Dマイナーペンタ(5↑) 9thを強調
Eマイナーペンタ(短3↓) 9th,11thを強調 (=Gメジャーペンタ)
Aマイナーペンタ(全音↑) 9th,11th,13thを強調
G7alt (~7alt系)
B♭マイナーペンタ(短3↑) G7 alt
F マイナーペンタ(全音↓) G7(b9、#9、b13)
A♭マイナーペンタ(半音↑)
E♭マイナーペンタ(3↓) アウト
Bm7(b5) (~m7(b5) 系)
Eマイナーペンタ(4↑) マイルド
Aマイナーペンタ(全音↓) ↓
Dマイナーペンタ(短3↑) ややテンション感強い
( ※マイナーペンタ=短3度↑のメジャーペンタなので、自動的にそれぞれのマイナーペンタの短3度上のメジャーペンタの135(ドミソ)や1235(ドレミソ)も可能)
ペンタだけで弾くコンセプトの元祖?Pentatonic Khanceptsのスティーブ・カーン
ペンタトニックを扱った教本としてはJerry Bergonziの『インサイドインプロヴィゼイション ペンタトニックスケール Vol.2』がポピュラーでしょうか。『Pentatonic Khancepts』同様こちらも単純なペンタトニックスケールのみではないですが、デモ演奏のフレーズがとてもかっこいいです。ペンタオンリーのその更に先の宇宙へ!
他にも『ギター無窮動トレーニング2』の41番と42番が「ペンタだけで弾く」でした。リットーの公式サイトから模範演奏のMP3がダウンロードできます。
でも、こんなにいろんなペンタを駆使しなくても、例えば「枯葉」をGマイナーペンタ(ブルーススケール)1色だけでどこまでノリよく自分らしく弾けるか、といった事がまずは重要なんだと思います。