より精緻(0.1mm単位)に弦高を測れる道具を見つけたので購入してみました。
HOSCOのStep Gaugesという商品です。
私は弦高調整用に買ったのですが、フレットの高さや、ナット溝の深さも測れます。
今まではダダリオのString Height Gaugeと安いシックネスゲージを使っていました。
ダダリオのゲージは見辛いしかなりアバウトな感じです。実際には数値そのものが重要なわけではなく、自分の感覚でこのくらいが良いという目安のために使っていたのですが、高いものでもないしもう少し正確に測れるなら、と思い購入しました。
で、実際使ってみたのですが、確かに、より正確に測れると思いました。ただ、6弦側はいいのですが、1弦の弦高を6弦側から見ようとすると細か過ぎて読み取るのが大変かもしれません(当然ですが6弦と違って1弦は細いため)。目を細めて頑張ればなんとか読めるのですがルーペ的なものがあった方が便利かもしれません。まあ1弦側から見ればそんなに苦ではないです。
普段のメンテナンスで弦高に変化がないか、かなりアバウトにさっとチェックする程度だったらダダリオの方が気軽にチェックできて良いのかもしれません。でも微妙な変化は読めません。一応0.25mm単位で目盛りがあるのですが実際0.25mm単位では測れません。
ほんの少しの弦高の変化が弾き心地に影響すると感じる人にはHOSCOの方が絶対に良いと思いました。あと、私もそうなのですが、そんなに頻繁に弦高を測ったりはせず、指の感触でおかしいな?と感じた時にたまに測ってみるという用途にもHOSCOが良いと思います。0.1mm単位で測れるので、ベストな高さをきちんとした数値で記録しておくことが出来るからです。
今までダダリオで測って、読み方が良くなかったのかもしれませんが、思っていた弦高よりも実際は低かったことが判りました。ダダリオとHOSCOで測り比べてみましたが、ダダリオがかなりアバウトだったことを再認識しました。
目盛りの読み方
穴があいていて、光を使うことでより正確に読めます。
↑テレキャスの1弦側。1弦側から見ないと読めません。
親指の下が12フレットで、これで弦高1mmです。ちなみに最低0.8mmから正確に測れます(光チェック用の穴が0.8mmからあいています)。
ダダリオとの比較
↑アマゾン等で売っているダダリオと似た目盛りの違うタイプ
これだけはおすすめしません。最初にこれを買ったのですがダダリオに比べて目盛りがかなり読みにくいです。目盛りは1本の線の方が見やすかったです。