JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

Epiphone CasinoとCasino Wornの音の違い

先日楽器店でEpiphoneのCasinoCasino Wornを試奏させてもらいました。

SGをP-90ピックアップに交換して、もうCasinoにはあまり興味がなくなっていたのですが、生音が大きくてフルアコなところが気になっていて、でもギターの本数をこれ以上増やしたくもなくて、ずーっと欲しい気もするけど買ってもどうせそんなに面倒見れないんだろうな、と思っていたのでした。

今よく弾くギターはセミアコテレキャスストラト、SG(P-90)で手一杯で、更にP-90のギターを増やしても…と思っていたのですが、ピックアップをハムバッカーに変えたらそれはまた面白そうだなと、薄っすら思い始め楽器店に向かいました(CASINOのPUをハムに交換するの大変そうですが)。

で、まずはCasino Worn(2023)の青が気になっていたので弾いてみたところ、生音がかなり大きくガラーンと鳴るのが楽しくて、いやーやっぱり1本欲しいかも!となったところで、たまたま隣に置いてあったCasinoと音はそんなに変わらないよな?と思い弾かせてもらったのですが、まず生音が全然違いました。生音の音量が全然小さかったです(たまたま弾いた2本の個体差という可能性もありますが、wornの方は今まで何回か別のお店でも試奏してきてどの個体も生音が大きかった印象があります)。

音量は小さいけどまとまりのある音で、Wornのようなガラーンとした感じではなく、もう少し硬いというか、引き締まった落ち着いた音という印象でした。とにかく音量は全然違いました。

そして、アンプ(フェンダーのデラリバ)越しでも生音の時と同様、ノーマルCASINOの方がバランスが良く聴いたことのある音がするのに対して、Wornの方はやたらと中音域が強調されたカラカラした音に聴こえました。

ちなみにこの時弾いたノーマルCASINOも2023年製で、ボディサイド、バックにサンバーストがないモデルです(2022年までのものは裏もサンバースト)。個人的には裏はサンバーストじゃない方が落ち着いていて好きです。

店員さんに訊いたところ、スペック上での違いは塗装だけとのことで、塗装の違いだけで生音がここまで違うことは、まあそりゃそうだよなと思ったのですが、ピックアップ越しの音もここまで違うとは思っていませんでした。

まあでもよく考えると生音がそこまで違うんであれば、その音をピックアップから拾った音も違って当然ですね。

そんな事を考えさせられながら「なんかとりあえず今日は買うのやめよう」とピックだけ買ってお店を出ました。

Wornの生音はガラーンと楽しいけど、実際そんなに家で生音で弾くかな?とか、ピックアップからの音はノーマルCASINOの方が良かったけど、どうせハムバッカーに変えるならどうなんだ?とかもやもやしながら家路へと向かったのでした。