ヴィンテージ風塗装にしたエピフォンSGの金属パーツ部分をそれに見合うようにエイジド加工(レリック加工)しようと思いエッチング液を購入して試してみました。
まず、元々付いていたブリッジでどんな風合いになるのか実験してみました。
液をガラス容器に入れ湯煎で40℃くらいにした液をブリッジに筆で塗ってみたのですが、弾いてしまってうまく塗れません。
そこでとりあえずブリッジの端の方だけ液に漬けて2分ほど待ってみたのですが、全く腐食する様子がありません。結局15分くらい漬けて取り出し水洗いしたのが下の写真です。
凄く錆びた部分と全く艶がそのまま残っている部分があって汚らしい感じになってしまいました。多分これはメッキ?が分厚いからなのでしょうか?とにかくこの方法では良い結果が得られないことが判りました。
そこで、試しに余っていた安いフォンプラグ(多分メッキなし?)で試したところ、1分ちょっと浸しただけで下の写真のような状態になりました。
↑完全に漬けすぎですが、見た目はかっこいいですね。キーホルダーにしたら良いかも。
現在SGに付いているブリッジも同じようなクロームメッキなので、とりあえずブリッジのこの方法でのエイジド加工は諦めました。
次に実験にP-90のピックアップカバーに液を塗ってみたのですが、これも同じく弾いてしまうし、全然変化がない感じだったので断念(テイルピースも同様)、普通に1000番のサンドペーパーをかけて艶消し加工して終了としました。
とりえあずこういう感じになりましたが、やってみて、なんか本当に汚らしいギターになってしまったような気がして、もしかしたら金属パーツ部分はピカピカのままでも良かったような気がしないでもないです。
この作業の途中で張ってあったトマスティックのフラット弦が切れてしまったのでGHSの750 PRECISION FLATSを注文してみました。ちょっと細すぎかもしれませんがどんな感じか試しに。
加工前↓