JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

R.I.P. Pat Martino - August 25, 1944 - November 1, 2021


パット・マルティーノがジャズギタリストに与えた影響は計り知れないものだったでしょう。私は熱心なリスナーではなかったのですが、いちど15年くらい前?にブルーノートで観たことがあります。その時はジャズといえば主に鍵盤の人しか聴いていなかったので、パット・マルティーノも知りませんでした。

その頃のブルーノート東京は(今は知りませんが)チケットの売れ行きが悪い公演は、知り合いを招待する慣例があったようで、私は知り合いに中の人が居たので、結構頻繁に観に行っていました。そんな頃、友人のギタリストが絶対に見たほうが良いということで、一緒に観に行きました。

その頃の自分にはあまり良さが分からず、でもパット・マルティーノの色んなストーリーをその友人に教えてもらいつつ、へー凄い人なんだなー。程度でした。

でも、それから年月が経って自分が2017年にジャズギターを練習しだしてから、度々パット・マルティーノの名前が出てくるし、彼の影響力は絶大なんだなと初めて解りました。私も勿論代表作は聴きましたし、ジャズギターを始めて割とすぐ、彼のマイナーコンバージョンコンセプトが分かりやすい且つ、なんかジャズギター習得の近道的な感じがしてとても目を惹き、学びました。

ここ最近はずっと体調が芳しくなかったようで、彼の名前をネットで目にするたびにドキッとする状況が続いていました。それが遂に現実となってしまいました。

彼がジャズギタリストに与えた影響はこのまま後世に受け継がれていくのでしょう。

ご冥福をお祈りします。