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テレキャスター のオクターブ調整 GOTOH(ゴトー)In-Tune Ti レビュー

今までテレキャスFENDER MIJ Traditional 60s Telecaster)のサドルはgotohのIn-Tune BSを使っていました。

オクターブピッチもまずまず許容範囲に調節できていたのですが、同じモデルのチタン製の物がずっと気になっていたので、今回の弦交換のタイミングでIn-Tune Tiに交換してみました。

実際最初についていた純正のスパイラルのサドルに比べてブラス製のIn Tuneは音が派手で明るい感じがしていて、これはこれで全く悪くはなかったのですが、チタン製は倍音が少なく、サステインが伸びるというネット上の評価を見て、どれくらい変わるのか興味がありました。

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今回も前回のブラス製と同じく、指板のR(7.25)に沿わせる調整のためにサドルの端をヤスリで削りました。ブラス製よりも硬いのか、少しだけ削るのに時間がかかりました。


 

交換してみて

音質は想像以上に変わりました。

  • 倍音が少なく
  • コードの各弦の分離がよく倍音が少なくなったから?)

なり、評判通りの変化でした。モダンな方向への変化というのでしょうかね。でも、ちょっともっちりし過ぎ、大人し過ぎな気がしないでもないです。ひとまず暫くこれで様子を見てみようと思います。オクターブ調整に関しては当たり前ですがブラスのものと全く変わりませんでした。サステインは短くなったような?変わらない?ような感じです。見た感じはブリッジプレートの色と揃って良くなったように思います。

 

 

↑この音に近い方向への変化なような気もしますが、これはトーンを絞ってこもりつつも結構倍音が鳴っていそうな感じです。

 

どちらかというと元々ついていたスパイラルサドルや、最初に交換したモントルー のサドルに近い音質だと思いました。

 

 

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今回は久しぶりにネックをクリーナーで掃除してオイルを塗りました。そんなに汚れていませんでしたが指板に艶が出て新品のようになりました。

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このテレキャスはレリック加工でもなくピカピカの新品(たまたまそのお店に入荷してすぐのギターでした)で購入したので、このブラスサドルだけ変にレリックっぽくなってしまっていて若干違和感がありました。ブラス素材は本当にすぐにくすみますね。

もし音質的にやっぱりブラスの方がいいやとなった場合は磨いてから戻そうと思います。

 

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ナットソースも塗りました。これを塗るとチューニング中の「ピキーン」がなくなります。

 

ブリッジプレートに関してはこのノーマルのアッシュトレイ型に慣れて何の違和感もなくなったので純正のままでいいや、となりました。

 

このテレキャス、あとはフロントピックアップをP-90ピックアップに交換したいかもしれない欲求(完全にジュリアンとビルの影響です)をどうするかです。ザグリやったことないしなあ…