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ケンジントン Pro Fit Ergo TB550 レビュー

親指トラックボールロジクールM570tからケンジントンのPro Fit Ergo TB550に買い替えました。買い替えたというか、試用して良い感じだったらM570と入れ換えという感じです。

↑紙に包まれていて可愛らしい

普段右手はロジクールのゲーミングマウスG303SHを使っていて(クリックがうるさいのが嫌で最近はあまりOrochi V2は使っていません)、右手が疲れてきたら左手でExpertMouseで操作していますが、その時の気分で右手でマウスではなく親指トラックボールを使ったりもします。その時の親指トラックボールケンジントンの新製品に置き換えてみようと思ったのです。M570tはクリックがカチカチうるさいです。
今回同じロジクールの後継モデルM575(とその上位モデルMX ERGO)も検討していたのですが、店頭で実物を触ってみて一番しっくり来たのがこのTB550でした。
特に大きくもなく小さくもない身長177cmに見合った大きさの手です。身長からすると平均よりは僅かに大きな手なのかもしれません。
店頭で触って一番気に入った点はトラックボールがロジクールのものよりも手前にあり、クリック感が軽いという点でした。
店頭の個体のボールの回りやすさはロジクールケンジントンもそんなに変わらない印象でした。
私はクリック感には結構こだわる方で、重いクリックが嫌いで、かつクリック音の高周波の成分ができれば少ないものが好みです。ロジクールのM570tとM575はクリックが結構重くてクリック音のハイ成分が多くうるさいです。それに比べるとTB550はまだマシな音で、クリックに必要な力も少なくてよく、クリックを押す方向も割と真下方向に近くて楽なのです。
クリックの部分の曲線というか、Rがきついマウスがとても多く、というのもそもそも殆どの人がマウスに手を被せるような形で使うからなのだと思いますが、その指に沿ってRが付いています。
私は完全につまみ持ち派なので、このRが邪魔なのです。キーボードをタイプするときのように指先で真下に軽くクリックボタンを押したいので、この部分にRがあると力が逃げる感じで軽いタッチでクリックできません。
それで、このクリック部分がG303SHもTB550もRがかなり緩く平面に近いのです。この部分に触った瞬間にしっくり来てTB550を選びました。私は親指トラックボールの時もかぶせ持ちではなく、5本の指先だけでトラックボールに触れて、重心はすべてパームレストに当てた手首と肘掛けにあります。手のひらはトラックボールに触れません。なので結構特殊な持ち方かもしれません。

実際に数日使ってみて

パームレストを手前に置き、そこに手を乗せた状態で親指でボール、人差し指で左クリック、進む戻るボタン、中指でホイール、薬指で右クリックを操作する使い方での印象です。
まず最初に気づいたのは、ボールの机からの高さがM570よりも4mmくらい高いことです。自分の机の上で並べて比較した時にまずそれを感じました。TB550の方が手の平を傾けて使う設計なので当然かも知れません。これは慣れることができるくらいの差だと思いますがどうでしょう。
2つ目が、サイドボタンの押し易さです。M570tの方は進むボタンが遠くて殆ど使っていませんでしたが、TB550では進むボタンも余裕で届く位置にあり、左クリックと進むボタンと戻るボタンの3つから選んでボタンを押せる、くらいの感覚で押しやすいです。ただ、マウスに触れないで人差し指で戻る進むボタンを押した時にマウス自体がやや安定感に欠けます。もっとマウスに重量があった方が良かったです。
あと、これもかなり特殊な使い方かもしれませんが、私はボールをたまに人差し指と親指を使って操作することもあります。この時は左クリックは中指、ホイールが薬指になるのですが、その時の操作もM570よりもやりやすいです。そういえば私は左手でエキスパートマウスを操作する時は小指以外全て使ってボールを操作します。その方が微妙な細かい操作がしやすいからです。ちなみにホイールは親指と薬指で操作します。

各ボタンの押し心地

左右クリックは軽い押し心地なのでボールに親指が触れた状態でもポインタがブレずにクリックできる感じです。M570tはボールに指を置いたままだとクリックする時に瞬間ドラッグになりやすいです。ホイール操作は上下左右とも割と重めでこの点が私にとって一番のマイナス点です。また、ホイール自体の出っ張りが高いため中指操作がやや疲れます。中クリックは普通の重さ。ホイールの素材が金属で見栄えがよく、耐久性も良さそうですが、ホイール操作感が重めなので正直ここはゴム素材の方が滑らず実用的だと思いました。ホイールだけはM570tの方が全然好みです。
チルトホイールですが、やはり私の持ち方だと指先だけ操作するので、横スクロール(特に左スクロール)させようとする時はどうしても親指で支えながらでないとトラックボールが動いてしまうので、やや使いづらく、支えなくても指先だけで押せる右スクロールの方にだけ何かを割り当てて使う「かも」といった感じです。私の場合あってもなくても良かったですね。多分使いません。

ケンジントンワークスについて

エキスパートマウスとTB550を同時に認識するし、それぞれのマウスでボタンアサインを別個にできるのですが、ポインタ速度に関しては共通です!私はたまたまエキスパートマウスと同じ速度でちょうど良かったのですが、2台でそれぞれのポインタ速度を設定したい場合はこれは致命的ですね。USB、BT接続とも2台で違う速度にはできませんでした。厳密に言うと設定だけはできるのですが、最後に設定した方の速度が両方に適用される感じです。
ちなみにロジクールのマウスの2台(G303SHとM570t)はそれぞれ固有の速度を設定できます!そもそもゲーミングマウスであるG303と普通のマウスM570tは設定するアプリが違う(G HUBとSET POINT)という事情もあるのでしょう。
あと、ロジクールのSETPOINTではできた方向設定はケンジントンワークスではできません。これは人によっては結構なマイナス点かもしれません。私はそんなに変な方向で使わないので慣れで対応できました。ちなみにM570tの後継モデルのM575では設定をするアプリはSET POINTではなくLogicool Optionsなのですが、今調べたらこちらも方向設定の項目は見当たりませんでした。でもこれってやっぱり自分の置き方で最適なように調整した方が直感的に操作できると思うのですがどうでしょう?

ボールを転がす時に鳴る音や、クリック、ホイール操作の時に聴こえる音が良いです。M570tよりも筐体の容積が大きいので全体的に音高が低いです。ボールを動かす時の音が、大袈裟に言うとM570tは「サー」という音に対し、TB550は「ソー」という感じです。クリックは「音量大きめのカチ」に対し「小さめのコチ」という感じ。筐体をノックした時のピッチがTB550のほうが全然低いと言えばわかりやすいでしょうか。そして筐体の中の共鳴もTB550の方が少ないです。

ボールの大きさ

M570tの方がTB550より若干大きく、M570tのボールはTB550に入りませんでした。入れようとしたら途中でつっかえて、入ったとしても取れなくなりそうだったのでやめました。

結論

数日使ってみて、じゃあどちらが右手が楽だったかというと、色んな面で一長一短なのですが、私の場合はM570tの方がリラックスした手の位置で使える感じでした。

TB550は操作する時の指の位置が高くなりがちで、肘から指作までが真っ直ぐにならず、指先が少し手首よりも高くなり、またホイールが高いため中指だけ更に高くなるポジションが微妙に疲れるし、やっぱりホイールが固くて滑りやすいのがどうしても気になってしまいました。TB550の後にM570tを使うとよくわかりました。慣れの度合いがM570tと全然違うというのもあるかもしれませんが、物理的な指のポジション的にM570の方がリラックスしている感じがしました。クリック感はとても良い感じだしデザインも好みなのですが、ホイールだけが私にとってかなりのマイナス点でした。とにかく中指が疲れるのです。

ということで、結局M570tと入れ替えは無理そうだなという感じがしています。が、もう暫くとっかえひっかえしているうちに印象も変わるかもしれません。

 

※2/1追記

↓結局私にはロジクールM575Sがベストでした。