肘掛けを簡単に出し入れできるギタリスト向けの椅子(wavebone Voyager II)を見てきました。
DAW作業用に今まではずっとエルゴヒューマンのエンジョイを使ってきました。現在のところこの椅子は肘掛けを収納できない事のみが不満です。
途中サウンドハウスの肘掛け出し入れ可能の格安椅子(A284D60)に浮気した時期も半年くらいありましたが、長時間の座り心地の面でエルゴヒューマン エンジョイと比べるとやや難があり、現在は使っていません。エンジョイも決して最高な座り心地ではないのですが、メッシュ座面の座り心地や安定感等、この辺が私の中で最低ラインになっています。
試座してみたところ、座面を腰より膝が上に来るくらいにかなり低くできる点や、肘掛けを後ろに倒して無くす事ができる点においてエルゴヒューマンよりもギタリストにはかなりメリットがあると思いました!肘掛けも前後左右上下に動かせるし肘掛け調節機能の点ではエルゴヒューマンと全く遜色ありません。肘掛けの出し入れの操作も座りながら難なく出来ました。
しかし、リクライニングの反発力や座面の前後調整ができないためベストポジションを追求できない点と、全体的にプラスティックを多用していてかなり安っぽく(その代わりに軽量)DAW作業用に長時間座るにはやや不安な感じがありました。
上位モデルもあったので座ってみたのすが、こちらはエルゴヒューマンと同等なかちっとした作り&座り心地で一瞬いいなと思ったのですが、なぜか肘掛けの前後左右調整が不可、座面の最低位置もやや高く、下位モデルでできるのになんで?って感じでした。こっちの座り心地で肘掛けの調節ができて座面ももっと低くできれば最高だったのに。
wavebone Voyager IIに関しては価格が30000円程度が妥当な印象で、それくらいだったら購入して試してみたい気はします。