JG251 blog

ギター、エフェクター関連、DTM、etc.のブログ

自作ケーブル mogami (モガミ)2549 、BELDEN ( ベルデン ) 88760 比較レビュー

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今までオーディオインターフェイスRME Fireface UCX)~パワードスピーカー(ADAM AUDIO S2X)間のケーブルはmogami2549(バランス接続)を使っていたのですが、先日久しぶりにギターケーブルを自作して比較したりして楽しかったので、前から気になっていたBELDEN88760を使ってスピーカー用のケーブルも作ってみることにしました。

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機材の配置の関係上、スイッチなどで瞬時に切り替えて比較できなかったのですが、面倒でも頑張って手で何度も繋ぎ直して聴き比べました。

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mogami25492534に比べハイがきついという評判をネットで見たりしていましたが、実際どうなのでしょうか。私は2534は使ったことがありません。

と、ふとマイクケーブルを見たらなんと2534でした!かなり前にどうやら私は2534を選んでマイクケーブルを作っていたようです。

とはいえ25492534を聴き比べたことはなかったと記憶しています。とにかく、4芯の2534よりも2芯の2549の方がハイがきついと言われているようなのです。

 

比較の結果、BELDEN 88760を今後は使ってみることにしました。

 

以下、私の音楽部屋の環境(吸音した上でsonarworks Reference 4で補正)での印象です。もしブラインドでABテストしたら160Hzあたりの中低音域の出方で聴き分けられると思います。多分。この帯域の違いが一番大きかったです。

 

88760全体の音像がぎゅっと詰まってコンパクトで、中心点が、より鮮明に見え全体的にくっきりした感じに聴こえた。

2549160Hzあたりがたっぷり出ていると同時にハイも強く、音量は2549の方が大きく感じたが、全体的な印象としてごちゃごちゃしていて、聴いていて疲れる感じがした。

◯中低域が大きいためか2549の方がステレオの幅が広いように聴こえ、スケールが大きくゴージャスな感じがしたが、88760の方が中音域が鮮明で、歌などのバーブの掛かり具合も鮮明に見やすかった

単純に88760の音の方が聴いていて気持ちが良かった。

 

ギターケーブルの2549と8412のような大きな違いではありませんが、やはり十分な違いを感じました。